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わくわく3KEN(健・賢・研)
広場(あ~すまいりーずの読み聞かせ)
 6月21日(水)のわくわく3KEN広場は、あ~すまいりーずの読み聞かせと全校読書を行いました。
 はじめに読み聞かせをしていただいたのは、「日本一びんぼう藩のとのさま 上杉鷹山」という、あ~すまいりーず代表の方自作の紙芝居です。
  江戸時代中期の米沢藩の藩主で、上杉家の名君として称えられている人物のお話。鷹山は、米沢上杉藩が戦の処分などで幕府からの領土を減らされ、藩の財政が厳しく、村人の生活も大変困っていた時代に17歳で米沢藩の藩主になりました。儒学者 細井平洲から殿様としての心構えを学び、厳しい藩の財政を立て直し、人々が豊かになるために様々な事業に取り組みました。自らの暮らしも、食事は「一汁一菜」、着る物等も質素・倹約を旨として生涯を通したことなど具体的な事例を紹介していただきながら、紙芝居を通して鷹山公のことを学びました。
 また、鷹山公が次期藩主・治広に家督を譲る際に申し渡した3ケ条からなる藩主としての心「伝国の辞『人君の心得三箇条』」や「為せば成る 為さねば成らぬ何事も。成らぬは人のなさぬなりけり」の名言も教えていただきました。 難しい言葉もわかりやすくかみ砕いて教えていただき、歴史を学ぶことの楽しさも味わうことができたようです。
  読み聞かせの後は、各自が選んでおいた本を集中して読んでいました。